2025年3月17日に東急リアル・エステート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,800円のところ4,002円で着地しました。
CONZE恵比寿の譲渡が完了

東急リアル・エステート投資法人は、これまでと同様に「成長力のある地域における競争力のある物件への投資」という基本方針に加え、上場以来の投資運用の経験を活かし策定した「長期投資運用戦略(サーフプラン)」に基づき投資活動を行いました。2025年1月期においては、2024年9月30日にCONZE(コンツェ)恵比寿を譲渡しました。管理運営面においては、東急㈱等との協働(コラボレーション)により収益の安定性及び成長性を実現し、内部成長を図ります。そのために企業業績や消費の動向を見据え、中長期的にテナント企業、来館者から選別される施設運営を目指します。具体的には、物件グレードに合致した適切かつ戦略的リニューアルや、中長期的視野に立ったリーシング活動の実施により、賃料水準の維持・向上を図ります。また、管理費用及び追加設備投資についても適切なコスト・コントロールを行っています。2025年1月期末の投資法人が保有する29物件の取得価額合計は2,526億2千4百万円、総賃貸可能面積は166,132.27㎡、期末算定価額の合計は3,321億4千万円となりました。この期末算定価額の合計は、前期に引き続き帳簿価額の合計を上回っており、その差額は930億1千3百万円でした。2025年1月期末における既存物件ポートフォリオの平均賃料単価は前期末と比較して0.9%の上昇となりました。また、2025年1月期末の空室率は前期末の0.6%から1.2ポイント増加し1.8%となりました。2025年1月期の実績として営業収益97億4千2百万円、営業利益51億7千1百万円となり、借入金にかかる支払利息等を控除した後の経常利益は47億6百万円、当期純利益は47億5百万円を計上しました。
スポンサーからの投資口の追加取得を実施

財務戦略としては、安定性、機動性及び効率性を基本とした財務方針のもと、資金を調達しています。2025年1月期においては、短期借入金の返済へ充当することを目的として長期借入金20億円の借入れを行ったほか、有利子負債の長期固定金利化及び返済期限の分散化を図るため、当期に返済期限が到来した長期借入金25億円の借換を行いました。また、手元流動性の拡充による財務信用力の確保を目的として、取引金融機関4行と総額180億円の借入枠(コミットメントライン)を設定しており、当該借入枠による短期借入金として、第42期に調達した70億円を返済したほか、分配金支払資金の一部に充当するため10億円を調達し、期中にその全額を返済しています。2025年1月期末の有利子負債残高は1,065億円(投資法人債残高110億円、長期借入金残高955億円(1年内返済予定の長期借入金130億円を含む。))、2025年1月期における加重平均利率は、0.78%(当期の支払利息の年換算額を各有利子負債の平均残高の合計値で除して計算。)です。
東急リアル・エステート投資法人単体の取り組みではないですが、スポンサーである東急㈱による投資口の追加取得が2024年9月17日から2025年3月5日迄の間で行われ48,760口の追加取得が行われしました。J-REIT全体の投資口価格渋いためスポンサーからの援護なのですが、こういった。物件をただ投資法人に売るだけの取り組みで終わらないところは素晴らしいと思います。
