2025年4月21日にタカラレーベン不動産投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,700円のところ2,800円で着地しました。
運用アセットタイプごとアップサイドを狙いに行ってるいる点は◎

2025年2月期も、「着実な資産規模の拡大」、「ポートフォリオの質及び安定性の向上」、「堅実な内部成長の実現」、「財務戦略・その他施策の実施」の4つの運用戦略に基づき、各物件における積極的なリーシングによる稼働率の上昇や賃料収入の増加、コスト削減等による収益性の向上に注力した運用を実施しました。また、公募増資等の資金調達により、2024年9月12日付で新たに住宅7物件、ホテル3物件(計10物件 取得価格の合計240億円)を取得しました。一方、2025年2月14日付けで仙台日興ビルの50%の信託受益権準共有持分を譲渡し、2025年2月期末の物件数は80物件、取得価格の総額は1,726億円となっています。
内部成長について、レジデンスは、賃料増額による内部成長の取組みを継続・推進しました。賃料変動率は新規契約時+3.6%、更新時+0.8%に留まっています。オフィスビルは築年の浅い物件を取得し、ポートフォリオの若返りを進める一方、既存物件の経年による設備劣化・陳腐化防止のため、適時適切な修繕等を実施しています。賃料改定においては、賃料増額による内部成長の取組みを継続・推進•賃料変動率は新規契約時+24.0%、更新時+1.2%となっています。商業施設は元々、固定賃料比率が100%となっているため、景気動向やテナント業況に左右されず安定的に収受できるようになっています。しかし、今後はテナント入替も可能な商業施設の取得も積極的に検討するとしています。2025年2月期の実績として営業収益5,334百万円、経常利益2,723百万円、当期純利益2,664百万円を計上しました。
財務戦略は引き続き変更なし

財務戦略は引き続き、中長期的な安定収益の確保と運用資産の持続的成長の実現を目的として、安定的かつ健全な財務基盤を構築することを基本方針としています。エクイティファイナンスは投資法人の運営に係る費用の支払又は債務の返済等の手当てを目的として、投資口の希薄化に十分配慮しつつ、経済市況等を総合的に勘案した上で、新投資口の発行を機動的に実施する方針。デットファイナンスは資産の取得、修繕費若しくは分配金の支払、本投資法人の運営に要する資金、又は債務の返済(敷金及び保証金の返還並びに借入金の返済及び投資法人債の償還を含む。)を目的として、運用資産の着実な成長及び効率的で安定的な運用に資する資金の借入れ又は投資法人債(短期投資法人債を含む。)の発行を行うとしています。また、借入先については、主要な金融機関からの調達を中心とした安定したバンク・フォーメーションを構築し、コミットメントラインを含めた多様な借入れ方法を検討の上、固定・変動比率や返済期限の分散等に配慮するとしています。2025年2月期末時点における借入金残高は91,220百万円となり、LTVは48.7%となっています。2025年2月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:A-、格付けの方向性:ポジティブ
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A、格付けの見通し:ポジティブ
