2023年4月13日にヒューリックリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,480円のところ3,480円で着地しました。
低迷が続くオフィスビルの稼働率がようやく増加

2023年2月期において、2022年10月にヒューリック五反田ビル(取得価格6,162百万円)を取得し、同年9月に横浜山下町ビル(譲渡価格4,830百万円)を譲渡しました。その結果、2023年2月期末現在において投資法人が保有する物件は62物件、取得価格の合計は380,269百万円となりました。
内部成長は2022年2月に発生した複数のまとまった解約申出(2022年2月解約申出)は2023年2月期に顕在化するも、旧予想より前倒しでリテナントが進み、全ての区画について当期中の埋戻しが完了しておりリーシングに力を入れていたことが分かります。これらの取り組みにより2023年2月期末におけるポートフォリオ全体の稼働率は99.0%であり、引き続き高い水準を維持しています。上記の運用の結果、2023年2月期の営業収益は10,678百万円(前期比 7.2%減)、営業利益は5,625百万円(前期比 10.7%減)、借入金に係る支払利息等を控除した後の経常利益は4,888百万円(前期比 12.2%減)、当期純利益は4,887百万円(前期比 10.7%減)となりました。
2023年3月に銀行店舗物件「ヒューリック王子ビル」、有料老人ホーム「チャームプレミア田園調布」「ソナーレ石神井」を取得(計103億円)し、第19期・第20期に「ヒューリック銀座7丁目ビル」を分割譲渡(計219億円*1)今後も資産入替えを含む外部成長を通じて、ポートフォリオの安定性確保とともに成長性も取り入れながら、1口当たり分配金の維持向上に取り組んでいます。
サスティナビリティに積極的もNAV倍率は1倍割れ

財務面の動きについては、資産の取得資金の一部に充当するため、2022年10月28日に長期借入金1,500百万円の借入れを行いました。また、2023年2月28日に長期借入金 10,305百万円の借入れを行い、同日に返済期限が到来した長期借入金の借換えを実施しました。その結果、2023年2月期末の有利子負債残高は180,116百万円(1年内返済予定の長期借入金22,253百万円、長期借入金140,863百万円、投資法人債17,000 百万円)となり、LTVは45.0%となりました。
サスティナビリティ対応は、保有物件における省エネルギー及び環境性能に関する外部認証の取得に取り組んでおり、2023年2月期末において、次のとおりの合計49件の外部認証を取得しています。DBJ Green Building認証に関しては、6件の認証を取得し、そのうち「御茶ノ水ソラシティ」及び「ヒューリック浅草橋ビル」において最高ランクを取得しています。BELSに関しては、17件の認証を取得し、そのうち「HULIC &NewSHIBUYA」及び「ヒューリック志村坂上」において最高ランクを取得しています。CASBEE不動産評価認証に関しては、21件の認証を取得し、そのうち「ヒューリック神谷町ビル」、「虎ノ門ファーストガーデン」、「ヒューリック神田橋ビル」、「ヒューリック蛎殻町ビル」、「ヒューリック東上野一丁目ビル」、「ヒューリック東日本橋ビル」、「ヒューリック神保町ビル」、「ヒューリック麹町ビル」、「大井町再開発ビル2号棟・1号棟」、「ヒューリック神宮前ビル」及び「ヒューリック目白」において最高ランクを取得しています。CASBEEウェルネスオフィス評価認証に関しては、「ヒューリック虎ノ門ビル」において取得しています。また、JHEP認証に関しては、「チャームスイート新宿戸山」、「グランダ学芸大学」等、4件の認証を取得しています。
