2024年8月15日にフロンティア不動産投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が10,670円のところ11,030円で着地しました。
関東の2つのヤオコーを取得しNOI上昇

2024年6月期は、心斎橋スクエアについて、スポンサーである三井不動産㈱より、将来的に三井不動産㈱が新建物を建設したうえで、底地は投資法人が継続保有することで安定的な地代を確保する内容の提案を受け、これについて多角的な検討を行った結果、不動産の開発に係る各種リスクを回避するとともに将来にわたる競争力及び収益性の向上を図る取組みとして、スポンサーである三井不動産㈱を相手先として、既存建物部分を譲渡するとともに、物件の土地を対象に新たな事業用定期借地権を設定することとし、2024年2月に既存建物部分に係る売買契約を締結し、2024年3月に建物の譲渡を完了しました。また、中長期的な視点からポートフォリオの質の向上のための取組みとして、2期にわたるクイーンズ伊勢丹杉並桃井店の譲渡と、ヤオコー相模原光が丘店及びヤオコー西大宮店の取得について、2024年3月に各売買契約を締結し、2024年5月にクイーンズ伊勢丹杉並桃井店の準共有持分の44.4%を譲渡し、ヤオコー相模原光が丘店の取得を完了しました。契約期間の満了が近づいているゆめタウン広島とベルタウン丹波口駅前店については、長期安定的な運用を確保するとともに将来のキャッシュ・フローの増加を獲得する内容の新たな定期建物賃貸借契約を、それぞれ2024年2月と3月に締結しました。なお、ベルタウン丹波口駅前店の新たな定期建物賃貸借契約の契約開始日は2025年8月30日です。当期末日現在におけるポートフォリオ全体の賃貸状況については、信用力の高いテナントとの長期固定の賃貸借契約を中心とした安定的なポートフォリオを維持しており、稼働率は99.9%となっています。2024年6月期の実績は、営業収益は12,162百万円、営業利益は6,785百万円、経常利益は6,431百万円、当期純利益は6,430百万円となりました。
固定金利比率は97.4%と固定金利寄り

資金調達面は引き続き、中長期にわたり安定的な分配金の配当を行うことを基本方針としており、2024年6月期も引き続き、調達先の拡大、調達手段の多様化、返済期限の分散、長期固定化を意識し、財務の安定性向上に努めています。その結果、2024年6月期末日の借入金等の残高は、長期借入金114,200百万円及び投資法人債券13,500百万円の合計127,700百万円となっています。また、2024年2月6日には㈱三菱UFJ銀行と5,500百万円のコミットメントライン契約の期限延長を行いました。2024年6月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・S&Pグローバル・レーティング・ジャパン㈱(S&P)、長期会社格付:A+、短期会社格付:A-1、格付けの見通し:安定的
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:AA-、格付けの方向性:安定的
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
