2025年8月18日にフロンティア不動産投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,200円のところ2,200円で着地しました。
賃貸借契約に賃料改定条項の導入を進める

2025年6月期は中長期的な視点からポートフォリオの質向上のため、2025年3月に三井ショッピングパークららぽーと愛知東郷の準共有持分30%を取得しました。
2025年6月期末におけるポートフォリオ全体の賃貸状況については、信用力の高いテナントとの長期固定の賃貸借契約を中心とした安定的なポートフォリオを維持しており、稼働率は100.0%となっています。内部成長については、長期固定賃料に売上歩合賃料や賃料改定条項を組み込みを進めています。
<賃料改定条項導入等の実績>
ゆめタウン広島・・・3%の賃料増額、5年毎の賃料改定協議条項追加
イオンモールナゴヤドーム前・・・投資賃料を含む8%の賃料増額
上池台東急ストア・・・75%の賃料増額
ベルタウン丹波口駅前店・・・123%の賃料増額、3年毎のCPI連動賃料改定
竹下通りスクエア・・・10%の賃料増額
他にも、成長余地が限定的な「VIORO」では契約種類をパススルー型マスターリース契約から歩合賃料設定を含む固定賃料型マスターリース契約に変更し売上増加が賃料収入に直結する売上歩合賃料契約を設定することでNOIの改善を図り、物件価値の再構築へとつなげる施策を実施しています。2025年6月期の実績として営業収益は11,728百万円、営業利益は6,295百万円、経常利益は5,882百万円、当期純利益は5,881百万円となりました。
金利上昇で平均調達コストが0.56%→0.66%に上昇

財務面では、中長期にわたり安定的な分配金の配当を行うことを基本方針としており、2025年6月期も引き続き、調達先の拡大、調達手段の多様化、返済期限の分散、長期固定化を意識し、財務の安定性向上に努めました。その結果、2025年6月期末日の借入金等の残高は、長期借入金124,200百万円及び投資法人債券13,500百万円の合計137,700百万円となっています。2025年6月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・S&Pグローバル・レーティング・ジャパン㈱(S&P)、長期会社格付:A+、短期会社格付:A-1、格付けの見通し:安定的
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:AA-、格付けの方向性:安定的
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
