2024年6月18日にKDX不動産投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が7,600円のところ7,745円で着地しました。
オフィスビルを処分していきホテル・レジデンスの取得でポートフォリオ利回りを改善

2024年3月期は、以下のレジデンスを始めとする7物件(取得価格45,221百万円)を取得しました。く早期に宿泊施設・居住用施設を中心に取得し、オフィスビルを譲渡することで、売却益の確保とポートフォリオの利回りを改善し、分配金の底上げを意識したものとなっています。
<取得資産>
リバーシティ21イーストタワーズⅡ(共有持分25%)(取得価格:9,232百万円)
KDXレジデンス池袋要町(取得価格1,406百万円)
イーアス春日井(共有持分30%)(追加取得)(取得価格6,135百万円)
旬菜デリ昭島配送センター(底地)(取得価格1,872百万円)
KDX広島呉配送センター(取得価格616百万円)
レム六本木ビル(準共有持分20%)(取得価格3,960百万円)
沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん(取得価格22,000百万円)
<譲渡資産>
原宿FFビル(譲渡価格3,880百万円)
KDX名古屋栄ビル(譲渡価格6,050百万円)
合同会社KRF43匿名組合出資持分(出資持分の50.0%)(譲渡価格1,150百万円)
管理・運用面については高水準の稼働率を維持しながら、オフィスビル・居住用施設・商業施設のテナント入替時や更新時の賃料アップを実現しています。今後も主要な3つのセクターでの賃料引上げを積極的に行いながら、変動賃料型アセットの取得やCPI・金利連動契約への切替を進め、ポートフォリオのインフレ対応力を強化を図る方針です。上記の運用の結果、2024年4月期の業績は、営業収益38,654百万円、営業利益17,346百万円、経常利益15,049百万円、当期純利益32,387百万円となりました。
2024年3月22日に自己投資口取得を公表

KDX不動産投資法人は財務戦略の中で、大手銀行を中心とする既存の金融機関との良好な関係に基づく安定的な資金調達により堅固な財務運営を目指します。また、取引各金融機関のシェアバランスに留意すると共に、既存取引金融機関との条件対比をもとに新規取引金融機関の導入についても適宜検討していくとしています。
2024年4月期においては期中に返済期日が到来した借入金(期限前弁済を含みます。)40,400百万円及び期中に償還期限を迎えた投資法人債3,000百万円の返済資金として同額の借入れを、新規資産の取得に際し41,900百万円の新規借入れを行っています。また、手元資金を返済資金として借入金13,600百万円の期限前弁済を行っています。結果として、2024年4月期における借入残高は515,370百万円、投資法人債残高は27,700百万円、有利子負債残高は543,070百万円となり、有利子負債比率は44.0%、長期固定化負債比率は91.0%、長期負債比率は98.4%となりました。2023年10月末時点で取得している格付けは以下の通りです。
・日本格付研究所(JCR)、発行体格付:AA、格付の見通し:(安定的)
