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タカラレーベン不動産投資法人・第15期(2025年8月期)決算・一口当たり分配金は2,780円

タカラレーベン不動産投資法人2025年8月期決算
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2025年10月22日にタカラレーベン不動産投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が2,700円のところ2,780円で着地しました。

目次

前期に引き続き変動賃料のホテル2物件が好調

タカラレーベン不動産投資法人2025年8月期決算NOI推移

2025年8月期は、ポートフォリオの質向上と資産規模の着実な拡大を目的に、取得と譲渡をバランスよく進めています。期中には、スプリングサニーホテル名古屋常滑駅前(取得価格22億円)を新規取得し、鑑定評価額を上回る利回り(NOI利回り6.0%)を確保しました。一方で、築古化による修繕負担が増加する仙台日興ビル(築35年)を鑑定評価額の48.3%上回る価格で譲渡し、資本的支出の増加リスクを回避しています。また、ウインベルコーラス聖蹟桜ヶ丘も鑑定評価額を上回る水準で譲渡し、ポートフォリオの若返りを進めました。これらの結果、当期末の資産規模は1,732億円・79物件となり、総合型REITとしての規模拡大を継続しています。

内部成長では、住宅・オフィス・ホテルの各アセットで収益性向上が進みました。住宅は新規契約で+5.6%、更新で+1.0%の賃料増額を実現し、需要の強さを取り込みました。オフィスでも入替時の賃料増額(+1.8%)が寄与し、稼働率は期末時点で過去最高の99.3%となりました。ホテルでは、変動賃料型の2物件が大きく収益に貢献しています。ACCESS by LOISIR HOTEL Nagoya:前期比 +5.9%、クインテッサホテル札幌:前期比 +16.4%となっており、いずれも稼働率・ADRが過去最高水準に達し、インバウンド需要の回復を確実に取り込んでいます。また、既存物件の価値維持に向けて、エレベーター更新や宅配ボックス設置などのCAPEXを適時実施し、競争力の維持を図りました。

リファイナンスにおいて返済期限を分散化

タカラレーベン不動産投資法人2025年8月期決算LTV・DSCR推移

財務面では、借入先金融機関の拡大を進め、取引行は多数のメガバンク・地銀に広がっています。第15期末の借入金残高は912億円、総資産LTVは48.7%と、総合型REITとして適度なレバレッジ水準を維持しています。また、2025年7月には100.5億円の借換え(グリーンローン含む)を実施し、返済期限の分散化と調達コストの安定化を進めました。2025年8月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:A、格付けの方向性:安定的
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A+、格付けの見通し:安定的

ESGの取り組みでは、NTビルでDBJ Green Building認証を再取得するなど、保有物件の環境性能向上を継続しています。また、MIRARTHエナジーソリューションズと連携し、ラグゼナシリーズ17物件の共用部に再生可能エネルギー電力を導入しました。これにより、環境負荷の低減とテナント価値向上の両立を図っています。

タカラレーベン不動産投資法人2025年8月期決算

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