2025年10月15日にOneリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が8,060円のところ2,776円で着地しました。
東京経済圏以外でも賃料増額を実現

2025年8月期においては、ポートフォリオの質的改善並びに良好な売却環境を活かした資産入替戦略の一環として、2025年3月11日付で南品川JNビル、南品川Nビル及び南品川Jビルの3物件(譲渡価格6,700百万円)、同年同月19日付でMY熊本ビルの準共有持分55%(譲渡価格1,028百万円)をそれぞれ譲渡し、同年同月21日付でコンフォートイン名古屋栄駅前(取得価格7,740百万円)を取得しました。また、不動産投資運用における環境・社会・ガバナンス配慮の重要性を認識し、企業の社会的責任として、環境負荷の低減や持続可能な社会の実現を目指した取組みを継続しています。2025年8月期は、ONEST横浜西口ビル、ONEST上野御徒町ビル及びフィールド北参道においてCASBEE不動産評価認証のAランク(大変良い)を取得しました。この結果、2025年8月期末の投資法人の保有資産合計は29物件(取得価格合計123,788百万円。なお、匿名組合出資持分は含む。)、総賃貸可能面積は159,275.53㎡、また、当期末現在の稼働率は98.3%となりました。2025年8月期の業績は、営業収益5,332百万円、営業利益2,866百万円、経常利益2,484百万円、当期純利益2,476百万円となりました。
グリーンボンドにて1,000百万円調達でグリーンファイナンスの割合は48.9%

資金調達については、2025年7月31日に返済期限が到来した既存借入金1,500百万円の返済資金及び2025年8月6日に償還期限が到来した投資法人債1,500百万円の償還資金に充当するため、2025年7月30日付で2,900百万円の投資法人債の発行を行いました。このうち、1,000百万円につきましては、グリーンボンドによる資金調達となりました。この結果、2025年8月期末での有利子負債残高は65,394百万円となり、LTVは48.3%となりました。金利上昇環境下、固定金利比率80%超を維持しながら、変動金利での調達により金利コストの抑制を実施しています。Oneリート投資法人のスポンサーは、みずほグループですから資金調達環境については一番詳しいはず。そのOneリート投資法人が変動金利での調達や調達期間の調整、グリーンボンドの利用等、他の投資法人でも実施済みの施策に留まっているのでこの金利上昇はしばらく続くことになるでしょうね。
