2024年4月15日にOneリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が6,580円のところ6,691円で着地しました。
新規取得は無く内部成長に注力

2024年2月期は外部成長の動きはありませんでした。Oneリート投資法人は2024年2月期についてオフィスビル賃貸市場については、好調な企業業績と出社率の回復を背景に、増床・拡張移転等の需要が徐々に改善し、東京都心部の空室率は緩やかに低下。賃料については下落基調が続いているものの、上昇に転じるエリアも見られ、下落に一服感が見られたと分析しています。2024年2月期はマーケット動向を踏まえ、新規募集賃料を柔軟に設定する等稼働率の維持・向上を重視したリーシング活動を行うとともに、管理面では、テナントニーズや物件毎の特性を踏まえた最適コストの実現を図り、賃貸事業収支の向上に努めました。テナントに対するリーシングに当たっては、運用資産毎にその不動産特性を勘案しながら最適なテナントミックスを実現するとともに、ポートフォリオ全体における最適なテナントミックスの実現も勘案しながら、リーシング活動を展開しています。また、不動産投資運用における環境・社会・ガバナンス配慮の重要性を認識し、企業の社会的責任として、環境負荷の低減や持続可能な社会の実現を目指した取組みを継続しているとしています。業績は、営業収益4,575百万円、営業利益2,131百万円、経常利益1,797百万円、当期純利益1,796百万円となりました。
オフィス系J-REITの中ではLTVは高め

Oneリート投資法人は財務方針として、財務健全性確保のため投資法人の資産総額のうち有利子負債(投資法人債を含む借入金)残高の占める割合LTVは60%を上限となっています。但し、新たな資産の取得等に伴い、一時的に60%を超えることがあるとしています。2024年2月期は、2023年9月7日に返済期日が到来した既存借入金の返済資金の一部及び関連する諸費用の支払いに充当するため、2023年9月7日付で12,920百万円の資金の借入れを行いました。このうち、9,000百万円につきましては、グリーンローンによる資金調達となりました。この結果、2024年2月期末での有利子負債残高は65,494百万円となり、LTVは48.6%となりました。
