2024年6月17日にトーセイ・リート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が3,580円のところ3,706円で着地しました。
強気の賃料増額で利益を獲得する姿勢は◎

2024年4月期は外部成長として2024年1月30日付でT’s garden西寺尾(取得価格3,000百万円)、ルート相模が丘(取得価格670百万円)の取得を行いました。内部成長面については賃料収入等が上振れる一方で、水道光熱費収入が下振れしたものの水道光熱費収支を含めた賃貸事業収支の上振れたことにより、営業利益ベースでは前期を上回る結果となりました。2024年4月期末時点の稼働率はポートフォリオ全体で96.9%と前期末比で+0.4ポイントの上昇、オフィスは、低稼働物件のリーシングが進捗し、前期末比+0.9ポイント上昇しました。商業施設は、前期末比+1.7ポイント上昇し99.3%で着地しました。レジデンスは、賃料アップ重視の運営やサブマスターリース解除に伴う低下要因(△0.2ポイント)により、前期末比△0.1ポイント低下となりしまた。賃料の増額改定は、件数75件、増額率+3.4%と健闘しています。レジデンスを中心に賃料引上げを積極的に実施した結果、増減金額、増減率とも大幅に増加しています。上記運用の結果、2024年4月期の業績は、営業収益3,577百万円(前期比1.6%増)、営業利益1,695百万円(前期比2.4%増)となり、借入金の支払利息等の経費を控除した経常利益は1,387百万円(前期比2.6%増)、当期純利益は1,386百万円(前期比2.6%増)となりました。
JCR格付けがA-からAに格上げ

トーセイ・リート投資法人は資産取得に係る資金調達について、収益の確保及び資産価値の持続的な成長を念頭に置き、中長期的に安定的かつ健全な財務基盤を構築することを基本方針としており、当期中に以下のとおり資金調達を行いました。有利子負債による資金調達として、不動産信託受益権の取得資金及び関連費用の一部に充当するため、2024年1月30日付で1,600百万円を期間1年のブリッジローンで借入れました。加えて、当期中に長期借入金2,400百万円及び短期借入金400百万円について、2023年11月30日付で借換えを行いました。また、2024年1月29日を払込期日とした第三者割当による新投資口の発行(11,850口)を実施し、1,648百万円の調達を行い、不動産信託受益権の取得資金及び取得に関連する諸費用の一部に充当しました。当期末現在、出資総額は41,450百万円、有利子負債の残高は42,900百万円となりました。これにより、LTVは47.7%となりました。2024年4月末時点で取得している格付けは以下の通りです。
・日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:A、格付の見通し:(安定的)
