2025年10月17日にヒューリックリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が4,000円のところ4,000円で着地しました。
2物件の売却で含み益を売却益に実現

2025年8月期の外部成長の動きは、2025年6月にヒューリック新宿ビル(準共有持分41.0%、取得価格26,350百万円)とヒューリック神谷町ビル(準共有持分35.0%、譲渡価格23,450百万円)の交換取引を行い、同年3月に千葉ネットワークセンター(譲渡価格7,950百万円)を譲渡しました。その結果、2025年8月期末において投資法人が保有する物件は67物件、取得価格の合計は416,461百万円(百万円未満四捨五入)となりました。また、2025年8月期末におけるポートフォリオ全体の稼働率は99.1%であり、引き続き高い水準を維持しています。
内部成長の取り組みについてはオフィスのマーケット賃料が上昇していることを背景に上昇傾向が更に進展しています。約2,970㎡で+7.9%の賃料増額入替えを実現し、約4,170㎡で+4.0%の賃料増額改定を実現しました。ホテルは変動賃料の増加傾向が継続。ホテル物件における受入変動賃料の合計は351百万円まで増加しています。上記の運用の結果、2025年8月期の営業収益は12,782 百万円(前期比2.6%増)、営業利益は 6,942 百万円(前期比2.3%増)、借入金に係る支払利息等を控除した後の経常利益は6,016 百万円(前期比1.5%増)、当期純利益は6,015百万円(前期比1.5%増)となりました。
資金調達金利は上昇中、調達期間の短縮や短期借入金の検討をしてもよいかも

財務面については、2025年8月期において、2025年3月3日に資産の譲渡に伴う手取金及び手元資金により長期借入金の一部を期限前弁済するとともに、同年8月29日に返済期限が到来した長期借入金9,770百万円及び投資法人債2,000百万円の借換えを実施しました。その結果、当期末の有利子負債残高は198,716百万円(1年内償還予定の投資法人債3,000百万円、1年内返済予定の長期借入金33,608百万円、投資法人債15,000百万円、長期借入金147,108百万円)となり、LTVは46.9%となりました。引き続き長期固定金利を中心としつつも、金利情勢に応じ固定・変動を交えた調達運営を継続しています。
サスティナビリティ対応としては、2025年に実施されたGRESBリアルエステイト評価において、環境配慮やサステナビリティに関する取組みについて「マネジメント・コンポーネント」及び「パフォーマンス・コンポーネント」の両面で共に高い評価を受け、「GRESBレーティング」において「4 Star」を取得し、同時に9年連続で「Green Star」を取得しました。さらに、環境配慮やサステナビリティの取組みに関する情報開示が優れていることが評価され、2017年度より導入されたGRESB開示評価において7年連続で5段階のうち最高水準となる「A」の評価を取得しました。また、保有物件における省エネルギー及び環境性能に関する外部認証の取得に取り組んでおり、2025年8月期末において、次のとおりの合計54件の外部認証を取得しています。
