2024年4月16日に大和ハウスリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が5,650円のところ5,711円で着地しました。
ホテルと物流施設を1棟ごと取得

2024年2月期は、手元資金により、2023年9月にホテル1物件を取得価格51億円で取得しました。また、借入金及び手元資金により、2023年10月に物流施設1物件を取得価格31億円で取得しました。
取得資産
MIMARU東京八丁堀(所在地:東京都中央区、取得価格:5,114)
Dプロジェクト門真Ⅰ(所在地:大阪府門真市、取得価格:3,120)
MIMARU東京八丁堀
物件特性:中長期滞在に適したアパートメントホテルで、客室は全室キッチン付きで、平均客室面積38㎡以上、収容人数4名/室以上、客室数74室のアパートメントホテルであり、インバウンドや国内レジャー客の宿泊需要に適した施設。
Dプロジェクト門真Ⅰ
物件特性:大阪市内を含めて四方へ展開できる交通の要衝地として重要な物流インフラ
本物件は、第二京阪道路及び国道1号沿線に位置し、主要幹線へのアクセス性は良好です。第二京阪道路「門真IC」約1.2kmと至近であり、地域配送及び近郊都市間輸送に資する交通利便性が高い立地。地上4階建、常温倉庫・冷凍冷蔵自動倉庫・冷凍倉庫を備え、三温度帯をカバーする希少性の高い施設です。荷物用エレベーター3基、垂直搬送機2基が設置され、効率的な保管・庫内作業が可能です。加えて、1階にはトラックバースを3面(常温・冷蔵用含む。)備え、ドックシェルター21基分が設置されている、搬出入・配送効率が高い仕様。
この結果、投資法人の2024年2月期期末のポートフォリオは、物件数232物件、資産規模9,057億円となりました。業績は、営業収益29,643百万円、営業利益12,138百万円、経常利益10,378百万円、当期純利益10,378百万円の計上となりました。
資金調達の動きは比較的落ち着いている

財務戦略は中長期にわたる安定的な収益の確保と運用資産の着実な成長並びに効率的な運用及び運用の安定性に資するため、計画的かつ機動的な財務戦略を立案し、実行することを基本方針としています。強固なレンダーフォーメーションを維持・拡大するとともに、投資法人債の発行による資金調達手段の多様化に取り組み、有利子負債の金利の長期固定化及び返済期限の分散化を推進し、財務基盤の安定性の向上に努めるとしています。
2024年2月期は、
①2023年9月29日に返済期限が到来した既存借入金18,700百万円の返済資金に充当するため、18,700百万円のリファイナンスを実施しました。
②2023年10月2日に返済期限が到来した既存借入金4,000百万円の返済資金に充当するため、4,000百万円のリファイナンスを実施しました。
③2023年10月2日に、大和ハウスグループのパイプラインからの物件取得に伴う取得資金及び関連費用の一部に充当するため、2,000百万円の借入れを実施しました。
④2024年1月31日に返済期限が到来した既存借入金2,000百万円の返済資金に充当するため、2,000百万円のリファイナンスを実施しました。
この結果、2024年2月期末の有利子負債残高は409,550百万円(借入金残高365,550百万円、投資法人債残高44,000百万円)となり、LTV(のれんを含む)は42.8%、LTV(のれんを除く)は45.1%となりました。2024年2月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:AA-、格付けの方向性:安定的
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
