2025年4月16日に大和ハウスリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が6,300円のところ7,078円で着地しました。
尚、利益超過分配金1,342円が含まれています。
レジデンスの賃料増額の効果が大きい

2025年2月期の外部成長は、2024年9月に、Dプロジェク久喜Ⅱを譲渡価格101億円で譲渡しました。また、2025年1月にカスタリア都立大学を譲渡価格6億円で譲渡しました。大和ハウスリート投資法人では、将来の収益性の低下が懸念される物件を売却し豊富な含み益を活かした売却益の還元とポートフォリオの質の向上を推進しています。主力の1つである物流施設の運賃料改定状況は、3テナントが同条件改定、入替が1テナントで賃料が+808千円/月(+2.2%)上昇、契約満了が1テナントありましたが賃料増額再契約+855千円/月(+4.9%)となっています。レジデンスについては、賃料は全体で+7,176千円/月(+8.6%)の増額となっています。テナント更新時の賃料増額+2,198千円/月(+1.2%)となりました。また、5物件で大規模修繕工事を実施しました。これで築10年以上の126 物件中、108 物件で実施済みとなりました。
ホテルについては、ダイワロイネットホテル水戸の大規模リニューアル工事を実施し、2025年4月に再オープンとなっています。これで2025年6月以降のサブリース賃料増額 +5,800千円/月(+23.0%)という見込みです。この結果、投資法人の2025年2月期末のポートフォリオは、物229物件、資産規模9,141億円となりました。2025年2月期実績は、営業収益32,412百万円、営業利益15,022百万円、経常利益13,166百万円、当期純利益13,165百万円の計上となりました。
LTVは45%前後の水準でコントロールする方針

中長期にわたる安定的な収益の確保と運用資産の着実な成長並びに効率的な運用及び運用の安定性に資するため、計画的かつ機動的な財務戦略を立案し、実行することを基本方針とします。投資法人は、強固なレンダーフォーメーションを維持・拡大するとともに、投資法人債の発行による資金調達手段の多様化に取り組み、有利子負債の金利の長期固定化及び返済期限の分散化を推進し、財務基盤の安定性の向上に努めています。
2025年2月期は、2024年10月31日に返済期限が到来した既存借入金14,100百万円の返済資金に充当するため、14,100百万円のリファイナンスを実施しました。2024年10月31日に、手元資金を充当することにより、2025年2月28日を返済期限とする既存借入金10,000百万円のうち3,000百万円の期限前弁済を実施しました。2025年2月28日に返済期限が到来した既存借入金7,000百万円の返済資金に充当するため、7,000百万円のリファイナンスを実施しました。この結果、投資法人の2025年2月期末の有利子負債残高は411,550百万円(借入金残高372,550百万円、投資法人債残高39,000百万円)となり、当期末のLTV(のれんを含む)は43.2%、LTV(のれんを除く)は45.4%となりました。2025年2月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱格付投資情報センター(R&I)、発行体格付:AA-、格付けの方向性:安定的
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
