2024年4月22日に森トラストリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が1,757円のところ1,835円で着地しました。
不動産取引価が高止まってるため更に外部成長が遠のく

2024年2月期は、運用資産における稼働率の維持向上を図り、賃料の改定交渉を粘り強く進めるとともに、ホテルについては、各ホテルの事業環境や運営状況を把握したうえで、収益向上を図るための協議をホテル側と継続的に行いました。2024年2月期末における森トラストリート投資法人の保有不動産は20物件、帳簿価額の総額は441,966百万円となり、2024年2月期末時点での保有不動産の稼働率は99.6%となりました。業績は、営業収益11,584百万円、営業利益7,421百万円となり、そこから借入金にかかる支払利息等を控除した経常利益は6,547百万円、当期純利益は6,537百万円となりました。
サスティナビリティの取り組みとして、2024年2月期は「東京汐留ビルディング」「仙台MTビル」「大崎MTビル」「御堂筋MTRビル」「新横浜TECHビル」「ヒルトン小田原リゾート&スパ」及び「イトーヨーカドー湘南台店」における照明器具のLED化や「ホテルオークラ神戸」及び「コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション」における空調機器の更新等、設備の省エネ化を進めました。また、環境認証・評価の取得にも取り組んでおり、2024年2月期は「シャングリ・ラ 東京」でDBJ Green Building認証を取得しました。当期末現在における環境認証・評価取得物件は合計19物件、ポートフォリオ(底地を除く)における環境認証・評価取得割合は物件数ベース、賃貸可能面積ベースともに100%となっています。
LTVは合併前と同水準で上手くコントロールできている

金融環境の変化によるマイナスの影響を抑えつつ資金調達コストの低減を図ることを念頭に、借入金額及び借入期間等について検討し、最適なバランスで調達するよう努めます。従前からの金融機関との長期的なリレーションを重視しながらも借入先の多様化や投資法人債の発行も検討するとともに、サステナビリティ(持続可能性)向上への取組みの一環としてグリーンファイナンス(環境改善効果のあるプロジェクトに関する資金調達)も検討するとしています。2024年2月期においては、期限の到来した既存借入金計22,500百万円の返済に充てるため、計22,500百万円の借入れを実施しました。このうち、1,500百万円については、グリーンファイナンス・フレームワークに基づくグリーンローンとして借入れを行っています。この結果、2024年2月期末の有利子負債残高は220,500百万円、うち短期借入金は23,500百万円、長期借入金は183,000百万円(1年内返済予定の長期借入金37,500百万円を含みます。)、投資法人債は14,000百万円(1年内償還予定の投資法人債4,000百万円を含みます。)となっています。なお、LTVは46.8%(前期末46.8%)となっています。2024年2月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
