2025年4月22日に森トラストリート投資法人の決算が発表されました。
分配金は当初の予想一口当たり分配金が1,740円のところ1,788円で着地しました。
今後も中長期で固定賃料とする定期建物賃貸借契約の比重を一定の割合で確保していく考え

2025年2月期は運用資産における稼働率の維持向上、賃料の改定交渉を粘り強く進めるとともに、ホテルについては、各ホテルの事業環境や運営状況を把握したうえで、収益向上を図るための協議をホテル側と継続的に行いました。また、一棟借りのテナントが退去していた橋本MTRビルについて、保有していた共有持分2分の1を2024年9月2日付で譲渡し、ポートフォリオの収支改善を行いました。2025年2月期末における投資法人の保有不動産は20物件、帳簿価額の総額は441,320百万円となり、2025年2月期末時点での保有不動産の稼働率は99.8%となりました。業績は、営業収益11,820百万円、営業利益7,648百万円となり、そこから借入金にかかる支払利息等を控除した経常利益は6,869百万円、当期純利益は6,859百万円となりました。
サステナビリティ向上への取組みとして、2025年2月期は「仙台MTビル」「大崎MTビル」「御堂筋MTRビル」「渋谷フラッグ」及び「パークレーンプラザ」における照明器具のLED化等、設備の省エネ化を進めました。また、環境認証・評価の取得にも取り組んでおり、2025年2月期は、「ヒルトン小田原リゾート&スパ」「ホテルオークラ神戸」「ホテルサンルートプラザ新宿」「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」及び「コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション」でDBJ Green Building認証を取得しました。当期末現在における環境認証・評価取得物件は合計18物件、ポートフォリオ(底地を除く)における環境認証・評価取得割合は物件数ベースで約95%、賃貸可能面積ベースで約95%となっています。
グリーンファイナンスの検討を財務戦略に盛り込む

金融環境の変化によるマイナスの影響を抑えつつ資金調達コストの低減を図ることを念頭に、借入金額及び借入期間等について検討し、最適なバランスで調達するよう努めます。従前からの金融機関との長期的なリレーションを重視しながらも借入先の多様化や投資法人債の発行も検討するとともに、サステナビリティ(持続可能性)向上への取組みの一環としてグリーンファイナンス(環境改善効果のあるプロジェクトに関する資金調達)も検討するとしています。
2025年2月期においては、期限の到来した既存借入金計21,500百万円の返済に充てるため、計21,500百万円の借入れを実施しました。このうち、4,000百万円については、グリーンファイナンス・フレームワークに基づくグリーンローンとして借入れを行っています。また、2025年2月に償還期限を迎えた第16回投資法人債1,000百万円を償還しました。
この結果、2025年2月期末の有利子負債残高は224,500百万円、うち短期借入金は18,000百万円、長期借入金は192,500百万円(1年内返済予定の長期借入金34,000百万円を含む。)、投資法人債は14,000百万円となっています。なお、LTVは47.3%(前期末47.4%)となっています。2025年2月期末時点の格付機関から得ている格付は以下の通りです。
・㈱日本格付研究所(JCR)、長期発行体格付:AA、格付けの見通し:安定的
